剪定鋸の刃の種類

上  改良刃 (窓鋸) 
中  スリット刃(改良刃と並刃の中間刃)
下  並刃 




※改良刃を挽く際の注意  
鋸を挽く角度を一定にすること、手元を上げ下げすると引っ掛かるばかりか切り口も悪くなります。これはスリット刃、並刃にも共通して言えます。

●刃の仕立て方

切る枝の太さとお客様の力加減により刃の仕立て方も変えることもしております。
(なめらか目立て)
細い枝を抵抗なく切りたい場合や切り口を重視する場合など…アサリも極少です。
(ザクザク目立て)
切削力重視で、小枝以外を速く切り落としたい場合など。アサリは普通もしくはそれより多めに出します。

●アサリの大小もご指定戴きますと幸いです。


当方は全て金槌とヤスリによる手作業にて最終的に仕上げております。未熟故にでしょうが、微妙な切れ味の違いがどうしても出てしまいます。
しかしながらお客様のご要望に応えたいと努力しております。

鋸刃のオーダー









1   硬木用 
    大工鋸、剪定鋸同様、硬い木を切る場合                 の研ぎ方があります。

2  細枝用(小指~500円玉) →並刃、スリット
3        太枝用(握り拳~)→並刃、荒目スリット、改良刃
4       2と3の中間→ 並刃、スリット、改良刃

5  鋸材の厚み 剪定鋸に於いては刃渡りによって何種類かございます。 
 0.7㎜材  硬度低め
0.9㎜材  硬度低め
ヒシカ180㎜材(0.69㎜)  硬度高い
ヒシカ180㎜240㎜材(平均0.85㎜) 硬度高い
信州240㎜270㎜材(平均0.8㎜) 在庫小 硬度高め
信州240㎜薄材(平均0.7㎜) 硬度高め

鋸は硬度が高いほうが永切れし、くにゃくにゃ曲がりません。但し、デメリットとして使い方が悪いとすぐに折れます。 

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